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    【新刊】大往生したけりゃ医療と関わるな 中村 仁一

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    今日は、2012年1月27日に幻冬舎から発売される中村 仁一さんの新刊『大往生したけりゃ医療と関わるな』をご紹介します。

    著者の中村 仁一さんは、老人ホームの診療所に勤務する70代の現役医師で、数百例の「自然死」を通して、「治療せずに、がんで死ぬのが一番」という結論にたどり着いたそうです。また、ご自身が主宰する「自分の死を考える集い」は、16年続いています。

    病に冒された年老いた人間に何もしないなんて、一見、薄情なことです。でも、本書では年老いた人体に備わる優れた機能の解説や、筆者の実体験を読めば、何が何でも治療してしまおうという価値観が、むしろ自然の摂理に反しているようにも思えます。

    文章がとても小気味よく書かれているため、「医療に関わるな」という高齢者医療への強いアンチテーゼが、すっと頭に入ってきます。

    本書は、高齢者自身が自分の生き方を考えるのに最適な本であるだけでなく、高齢者を抱える家族が人生について話し合うきっかけにもなる良書です。

    本書の概要と、目次をご紹介します。
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    大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)大往生したけりゃ医療とかかわるな (幻冬舎新書)
    中村 仁一

    幻冬舎 2012-01-28


    第1章 医療が“穏やかな死”を邪魔している
    第2章 「できるだけの手を尽くす」は「できる限り苦しめる」
    第3章 がんは完全放置すれば痛まない
    第4章 自分の死について考えると、生き方が変わる
    第5章 「健康」には振り回されず、「死」には妙にあらがわず、医療は限定利用を心がける
    第6章 私の生前葬ショー





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